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二足のワラジ、兼業パフォーマーという生き方。

どうも、とっしゃん(@tossyan753)です。

僕は現在お坊さんと大道芸の仕事で生活をしております。

いわゆる兼業パフォーマーとか週末パフォーマーというやつですね。

僕の場合は平日もパフォーマンスの仕事が出来るので週末パフォーマーではないですね。

どちらかと言うと週末のほうが法事とかで忙しいです笑

 

さて、なぜ僕は専業パフォーマーじゃないのかというと、僕は昔からリスクヘッジを考える人なのです。

リスクヘッジとは金融用語なのですが、簡単に解説すると、

危険に対して逃げたり、何もしないというわけではなく、予防の手を打っておく

というような意味の言葉です。

僕は自分の生き方にこのリスクヘッジという考え方をかなり意識しています。

そのために兼業パフォーマーという生き方がかなり肌にあっていると感じます。

 

専業パフォーマーはリスクが高い

僕は大学を卒業したら、パフォーマーとして生きていくつもりでした。

お坊さんになる気はなく、兄がいたのでお寺はしなくていいだろうと思ってたんですね。

なのでジャグリングで食っていく気だったのですが、当時から専業パフォーマーはリスクが高いと感じていました。

その理由が動けなくなったらパフォーマーとして終わりという事です。

 

パフォーマーは体が資本

身につけた技術を見せるパフォーマーというのは、体をつかって演技をするので体が資本です。

かなりアスリート的な側面があります。

僕はある程度の年齢まではやっていける自信はあったのですが、40歳、50歳になったときにどうするのか?

僕は今はまだジャグリングが多少上達していってるなと感じていますが、老いていくにつれ体がだんだんと動かなくなり、出来るはずだった技がだんだんと出来なくなってくるはずです。

他にも怪我や病気などで、倒れてしまうという状況もありえますよね。

そうなった時に、いきなり収入が途絶えるというのはとても不安でした。

 

怪我や病気はいつあるかわからない

シルクドソレイユは怪我や病気でもかなり手厚く保障されているようですが、どこにも所属をせずに個人で仕事をとって生きていくとなると、仕事ができなくなった場面の事を考えないわけにはいきません。

独身のときならまだいいですが、結婚して子どもが生まれてから動けなくなるというのも十分に考えられます。

専業で生きていくというのは、こういう怪我や病気になったときにどうするの?結婚して大丈夫なの?子ども生んで大丈夫なの?という問題からどうしても避けられないんですよね。

 

パフォーマンスの仕事の特徴

パフォーマンスの仕事は基本的に拘束時間が短めです。一般的な「時給いくら」という仕事ではなく、単発の「1回いくら」という仕事がほとんどです。(なので時給換算するとエライことになります笑)

ショーが出来るようになるための技術の習得や、それを維持するための練習の時間は、もちろんかなり長い時間が必要なのですが、ショーをしている時間だけで切り取ると、働いている時間はかなり短いです。

なので技術があって練習時間の確保さえ出来れば、他の仕事をしていてもパフォーマーは出来るという事になります。

 

仕事をしながらでもパフォーマンスはできる

前述したように、専業パフォーマーでやっていくリスクとは、体を壊せばアウトという事です。

この時の何が問題なのかというと収入がなくなる事です。

なので、そのリスクヘッジとして有効なのが、他の収入源を持っておく事となります。

そこで別の仕事をしたり、不労所得とよばれるような収入源を確保しておくという事がリスクヘッジとなります。

ちなみに別の仕事をする場合は、体力的に楽で長く働けるものを選んだほうがいいです。

 

兼業のメリット

兼業のメリットはやはり安定した収入があるという事でしょう。怪我をしてパフォーマンスができなくなってもすぐに困るということはありません。また結婚や出産などに対しての不安感も専業よりは少ないですね。

福祉的な活動や、実験的な創作なども兼業の方がやりやすいですね。

専業はどうしても稼ぎ続けないといけないので、かなり稼いでいる人でないとそういった活動がやりにくいです。

 

兼業のデメリット

兼業のデメリットは、本業の仕事が忙しくなると練習時間の確保が難しいという事でしょう。

僕も12月はお坊さんの仕事が忙しくてほとんど練習できていません。

会社勤めをしていたら、平日にもらったパフォーマンスの仕事は無理といった時間的な制約もありますね。

あとはチームで何かをやるといった活動にも参加し難いです。

バンドとかでもそうだと思いますが、仕事をしているとなかなかメンバーが集まる時間が合わないんですよね。

 

まとめ

専業だから本気でやっている、兼業だから遊んでいるというように見られる事がありますが、そこに良い悪いは存在しません。

パフォーマーの仕事は、その時に見てくださったお客さんを楽しませる事です。

パフォーマンスをやっていきたいという気持ちと、どうやって付き合うかという話ですね。

専業、兼業は合う合わないで決めましょう。

僕は兼業の方が自分にあっていると感じます。最近はお坊さんとして学んだ事を大道芸に取り入れるということも意識するようになってきました。

専業でも兼業でも、仕事にきちんと向き合うという姿勢をもっていれば大丈夫です。