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漫画で覚えた日常で使えそうで使えない賢そうな単語&豆知識集

どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。

みなさん、漫画読んでますか!?

僕は特に学生時代は本当にアホほど読んでました。

なので、漫画で得た日常生活で使えそうな知識っていうのを結構仕入れているんです。

色々な専門用語とかをふとしたときに使ったら賢そうだ!と思って色々と覚えているのですが、全然使う機会がないんですよね。

なのでブログで発散します。

賢そうに見られたい人必見ですよ!

 

アナフィラキシーショック

これは推理漫画系には結構な頻度で出てくる単語ですね。

コナンとかでも読んだ気がしますが、僕はガンガンで連載していた『スパイラル〜推理の絆〜』で覚えました。

アナフィラキシーショックというのは、アレルギー物質に対する過剰な免疫反応によって起こるショックの事ですね。

スズメバチに2回刺されたらヤバイとかってやつです。

アナフィラキシーショックはI型アレルギー反応の一つである。外来抗原に対する過剰な免疫応答が原因で、好塩基球表面のIgEがアレルゲンと結合して血小板凝固因子が全身に放出され、毛細血管拡張を引き起こすためにショックに陥る。
ハチ毒(Bee venom)・食物・薬物等が原因となることが多い。アナフィラキシーの症状としては全身性の蕁麻疹と以下のABCD(喉頭浮腫、喘鳴、ショック、下痢、腹痛)のうちどれかがある。なお、アナフィラキシーショックは二峰性の経過をとるものがしばしばみられるので、院内で経過観察(約8時間、重症例では24時間)をしなければならない。アナフィラキシーはIgEを介して肥満細胞が脱顆粒して起こるが、IgEを介さず肥満細胞が脱顆粒を起こすアナフィラキトイド(類アナフィラキシー反応)と呼ばれる反応もある。類アナフィラキシー反応として造影剤アレルギーなどが有名である。その他、ラテックスアレルギー・口腔アレルギー症候群・食物依存性運動誘発性アナフィラキシーなど、特異的なアレルギーがあり、アナフィラキシーショックを起こす場合がある。

wikipedia「アナフィラキシーショック」より引用

かなり危険な症状になるみたいですが、幸い日常生活で、

こ、これは、アナフィラキシーショックだ!!すぐに救急車を!!

みたいな出来事には遭遇したことがありません。

大体僕、医者じゃないし。

これは使う機会がないことを祈ってます。

 

粉塵爆発

小麦粉とかを部屋中に撒き散らして、空中に粉が舞っているときに火をつけると起こる爆発現象です。

僕は『ARMS』でこれを覚えました!

『鋼の錬金術師』などでも使用されていましたね。

とにかく少年漫画にはよく粉塵爆発が出てきます

ガソリンなど可燃性気体の発火・爆発に近い。粉塵爆発が起きるためには、粉塵雲、着火元、酸素の3条件が揃わなければならない。
粉塵爆発は、空中に浮遊している粉塵が燃焼し、燃焼が継続して伝播していくことで起きる。しかし、浮遊する粉塵の粒子間距離が開きすぎていると燃焼は伝播せず、逆に密度が濃すぎると燃焼するための十分な酸素が空間に無いために燃焼が継続できず、いずれの場合も爆発しない。爆発が伝播できる最低の密度を爆発下限濃度と呼び、燃焼が継続できる適度な隙間が開いている濃度を爆発上限濃度と呼ぶ。

Wikipedia「粉塵爆発」仕組みより引用

これも日常生活ではあまり言わない言葉ですね。

部屋の中でホットケーキミックスをぶちまけた時ぐらいにしか使う機会がなさそう。

そもそも日常で爆発自体そんなに起こらんしね。

まぁいざという時にいつでも解説できるように、概要だけは覚えておきましょう。

 

竹は完全な絶縁体

同じく『ARMS』から覚えた豆知識。

竹は完全な絶縁体で電気を通さないんです。(ARMS調べ)

スタンガンのようなものを持った敵に襲われているときに、主人公が電撃を防ぐために使った防具が竹なんです。

竹は完全な絶縁体なんだ、学校で習わなかったか?」と攻撃をかわしながら豆知識を与える主人公マジかっこいい。

ちなみにゴムが絶縁体なのは習いましたが、竹は習ってない気がします。

この竹は完全な絶縁体っていうのは日常生活で実際に使えそうなんですが、意外と電気のトラブルがない。

スタンガンを持った人に襲われる経験もないしね。

まぁ何か電気のトラブルがあったらとりあえず竹です。

 

水平掘り

皆川亮二先生繋がりで『D-LIVE』を読んで覚えた言葉、水平掘り

この漫画の主人公は普段はドジな学生なんですが、ひとたび乗り物を運転すると何でも超一流に操ることが出来るという能力をもっていて、その力をつかって色々な事件に立ち向かっていきます。

そんな乗り物を運転する漫画で、ショベルカーを動かす回があったんですよね。

ショベルカーは構造的に円運動しかできないのですが、それを熟練の操作で真っ直ぐ水平な穴を掘る技術が水平掘りなんです。

ただこの知識も別段使う機会がない。

とりあえず

な、なんて見事な水平掘りだ!

と言う練習はしているので、どこかで使わして下さい。

 

一手握り

寿司マンガ『将太の寿司』より得た知識が一手握りです。

寿司のネタは手で触る時間が長いほど鮮度が落ちてしまうので、熟練の寿司職人は僅かな手数で寿司を握ります。

二手、三手握りでも凄いのですが、究極の握り方が一手握りなんですね。

将太の寿司を読んだ限りでは、一手握りは「スパーン!」って音がするらしいです。

ちなみに一手握りは実在するみたいですね。

こちらの7分ぐらいから一手握りをしてるんですが、「スパーン!」とは言ってないですね笑

というか確かに早いけど思ってたほどじゃ…。

ふだん回る寿司しか言ってないから一手握りも使う機会ないなぁ…。

だれかこういうの食べさせてくれるところに連れてってくれないかなぁ…。

 

バックドラフト現象

レスキュー消防漫画『め組の大吾』で覚えたのが、バックドラフト現象ですね。

密閉された部屋で起こった火災が不完全燃焼状態になり、火が弱まったところで扉を開けたら、急に酸素が入ってきて爆発が起こる現象ですね。

室内など密閉された空間で火災が生じ不完全燃焼によって火の勢いが衰え、可燃性の一酸化炭素ガスが溜まった状態の時に窓やドアを開くなどの行動をすると、熱された一酸化炭素に急速に酸素が取り込まれて結びつき、二酸化炭素への化学反応が急激に進み爆発を引き起こす。たちまち火の海となる「フラッシュオーバー」とは違う現象である。
日本では、普段ほとんど換気が行われない土蔵で火災が発生した場合などに、この現象が生じることが知られた。母屋が炎上すると隣接する蔵の内部も非常に高温となるが、給気されないために蔵の内部では火炎が起きるほどの火災は起きず、不完全燃焼となる。そして、火災の直後の高温が保たれている状態で、上述の通り可燃性の一酸化炭素ガスが溜まっている蔵の戸を開けると酸素が取り込まれ、蔵の中の物が一気に燃え上がる。そのため、母屋で火災が起きた場合には、蔵の内部温度が十分下がるまで戸を開けてはならないとされた。

Wikipedia「バックドラフト現象」概要より引用

最近の建物は気密性が高いからこれは覚えておいたほうがよさげですね。

もし火事になったら、軽率な行動はしないように気をつけましょう。

「バックドラフト現象が起こるからその扉は開けちゃだめだ!」

なんてセリフを使う日は来ないでほしいですね。

ちなみに『め組の大吾』は大切な事を教えてくれる漫画で、作中に旅館に泊まったときも、最初は避難経路を確認するという描写があります。

これを読んでからはどこかホテルに泊まったりしたときも避難経路を頭に入れるようになりました。

みなさんもどこかに泊まったときにはまず避難経路を確認しておきましょうね!

 

フルヘッヘンド

名作歴史漫画『風雲児たち』より、杉田玄白らが蘭学書「ターヘル・アナトミア」を翻訳するシーンで出てきた言葉です。

オランダ語で「うずたかく盛り上がっている」という意味ですね。

辞書もない中、蘭学書「ターヘル・アナトミア」の邦訳に挑んだ杉田玄白、前野良沢、中川淳庵らのグループが、「鼻」の説明として書かれていた単語「フルヘッヘンド」の訳出に大変苦労した、というエピソードにちなんでよく知られている。

これは杉田玄白がのちに著した『蘭学事始』に掲載されているが、実は原書の「ターヘル・アナトミア」には「フルヘッヘンド」という単語が出てこない。

そのため「フルヘッヘンド」のエピソードは、翻訳の苦労をわかりやすく伝えようと杉田玄白が創作した話であると考えられている。

はてなキーワード「フルヘッヘンド」より引用

まぁこれは教養的知識の部類に属するのでしょうが、こういう知識も漫画で覚えました。

『風雲児たち』は関ヶ原の戦いから先の日本の流れがめっちゃ分かりやすい漫画なんですよ。

僕は伊能忠敬が地図を作るところと、この「ターヘル・アナトミア」を翻訳するシーンが好きですね。

まぁしかしフルヘッヘンドもなかなか使わん言葉やね。

あ、冬場の枯れ葉を集めたときに使えばいいのか!

「枯れ葉がフルヘッヘンドしとる。」

みたいな感じで。

 

線状痕

これは正確には漫画じゃなくてゲームですが、「逆転裁判」シリーズで覚えた言葉が「線状痕」です。

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ピストルの砲身には小さな傷があり、弾丸を撃つとその傷が線状に弾丸に付きます。

銃によって傷の位置が違うので、弾丸の線状痕を調べるとどの銃から発射された弾丸なのかが分かるというのが線状痕の使い方です。

線状痕よりはライフリングって言葉の方が一般的みたいですね。

銃身の内径は銃弾の外径よりも狭いため、発射された銃弾にはライフリングによって跡が刻み込まれる。これがライフルマークで、日本語では施条痕、線条痕と呼ぶ(姉小路祐著「旋条痕」をはじめとして、小説などでしばしば「施」の字が「旋」となっているが誤記、誤植である)。複数の銃身に同じ工作機械(カッター)でライフリングを刻んでも刃こぼれが起きるため、ライフリングは銃1挺ごとに微妙に異なっている。そのため指紋と同様に銃弾から発射した銃器の種類だけでなく個々の銃まで特定することができ、犯罪捜査に利用できる。 ただ、現代では銃身を芯金(マンドレル)に打ち付けてライフリングを刻む工法になっているため、弾頭に同じライフルマークを残す銃身が理論上、少なくとも数十本は存在することになるが、この場合でも銃ごとに発砲のたびにライフリングが僅かづつそがれ、独自性を持つために、個体判別は可能とされている。

Wikipedia「ライフリング」概要より一部引用

まぁこれも別段使う場面はないですが、もし街中で弾丸を見かける機会があれば線状痕を調べてみるとどの銃から発射されたのかが分かりますよ!

でもそんな事をする前に警察を呼びましょう。

そして鑑識に回しましょう。

 

まとめ

今回は漫画で得たイマイチ使う機会のない豆知識をブログにまとめてみました。

少年漫画をよく読むので、爆発系な単語が多めでしたね。

そら使わんわ笑

また何か思い出したらちょくちょく追記していこうと思います。

漫画読もうぜ、みんな!