どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
子供会なんかで参加賞として駄菓子の詰め合わせをよく貰いますよね。
ミニゼリーやら、せんべいやら、ちっちゃいドーナツやら、謎のスナック菓子とかが入っているやつですよ。
これ、貰って嬉しいですか?
僕は正直に言って、嬉しくありません。
貰った瞬間から「どうしよ、コレ…」と思ってしまうんですよね。
子供のときも嬉しくなかったし、親になった今、子供が貰ってきても困っています。
食べさせたくないし、かさばるし…。
そんな駄菓子の詰め合わせセットの困る理由と、詰め合わせセットに変わるものを考えてみました。
駄菓子の詰め合わせの困るところ
まずは駄菓子の詰め合わせの困るところからです。
困るのは以下の3つ理由ですね。
- 栄養価や食品添加物の観点からあまり食べさせたくない
- とにかくかさばる
- もったいない精神を揺さぶられるところ
それではそれぞれの理由について、詳しく語っていきます。
駄菓子をあまり食べてほしくない
まず第一の理由として、子供によく分からない駄菓子をあまり食べてほしくないんですよ。
栄養価や食品添加物がとても気になります。
別に自然食を崇拝しているわけではないですが、毎日の貴重なおやつの時間に、人工的な味のものやスナック菓子なんかはあまり食べさせたくないな〜と思っているのが正直なところ。
どうせなら、美味しいチョコを1個食べるとかみたいな方が良いんですよね。
駄菓子詰め合わせセットはその逆で、質が悪くて量が多いので、あまり食べさせたくないんです。
とにかくかさばる
かさばるところも困りますね。
うちは子供が2人いるので、詰め合わせセットを2個貰う事が多いのですが、持って帰るのが大変なんですよ。
特に「ポテトチップス」、「キャベツ太郎」や「もろこし太郎」、「うまい棒」みたいなスナック菓子が入っていると気を使いますね。
リュックに入れるとスナック菓子を潰しそうになるし、かと言って手に持つと今度は手が塞がるし…。
うちは2人なのでまだ持てますが、たくさん子供がいる家庭だともっと困ると思います。
持って帰っても、かさがあるのでお菓子置き場で場所を取るし、安定も悪いので、他のものを取ろうとしたときに雪崩落ちて来たりします。
そういうところもイラっとしますね。
もったいない精神を揺さぶってくる
そして、最もしんどいのがコレ。
もったいない精神を揺さぶってきよるんですよ。
貰っても積極的には食べないので、「お菓子の棚に入れたまま気がついたら賞味期限が切れてて捨てる」みたいな事が続いています。
いらないなら他の子にあげるという選択肢もありますが、「我が子に食べさせたくないものを、よその子にあげるのはどうなの?」と思って、結局そういう事もしないまま気がつけば賞味期限が切れています。
準備した人の気持ちを考えると受け取らないわけにもいかないですが、実はもらった駄菓子はほとんど食べないまま捨てているんですよね…。
ごめんね、もったいないオバケ。
以上が、駄菓子セットがいらない理由です。
駄菓子の詰め合わせセットに変わるものを考えよう
いらない理由を語るだけだと話が前向きに進まないので、ここからは駄菓子の詰め合わせセットに変わる貰って嬉しいものを考えていきましょう。
まずは、駄菓子の詰め合わせセットは、主催側はどんな狙いで準備しているのかを考える必要がありますね。
駄菓子の詰め合わせセットは、僕が思うに以下の理由で用意しているのではないでしょうか?
- 低予算で数が用意できる
- かさがあり、なんとなく豪華
- 消え物なので、食べたら残らない
子供の行事だととりあえず参加者全員になにか配る必要がある事が多いので、低予算で数が用意できると主催側は助かります。
あとは、スナック菓子や色とりどりのお菓子が入っているので、なんとなく豪華に見えますね。(それがかさばる原因でもあるのですが…)
あとは、無くなる「消え物」というのも重要です。
たぶん「駄菓子セットは食べたら無くなるし、貰っても邪魔にはならないよね?子供も喜ぶよね?」みたいな感じで安易に用意してしまうんでしょうね…。
このあたりが駄菓子の詰め合わせセットに求められているものなんですが、なんか全然時代に合っていない気がします。
同じ予算でも、もうちょい良いものができるんではないの?
僕が考える参加賞ベスト3
それではここからは、なるべく駄菓子に求められるポジションを参考にしながら、僕が考えた「うちの子が貰って嬉しい参加賞ベスト3」を発表していきます。
あなたの嬉しいものもきっとあるはず!
第3位:図書カード、QUOカード
まずは図書カードやQUOカードなどの金券カードです。
図書カードなら子供が好きな本を買うも良し、親が読ませたい本を買うも良しで、子供のために使っている感が高いですし、QUOカードもっと幅広く色んなものが買えますね。
なんなら駄菓子セットの代わりにその子が欲しいお菓子を買う事もできます。
どちらも選択肢が幅広いので、満足感が非常に高いですし、かさばらなくて腐らないのも良いですね。
ただネックなのが値段。
最低金額が図書カードが500円、QUOカードは300円からなので、参加賞としては値段が高いです。
あと、カードはかさが無さ過ぎて、子供が小さいと何か良いものを貰ったという実感が薄そうなのも気になりますね。
親としてはポケットにしまえるので助かるんですけどね〜。
ある程度分別がついた年齢向けですね。
第2位:BOXティッシュ
続いて第2位がBOXティッシュです。
これは消え物かつ、絶対使うものなので大人が貰っても困りません。
リュックに入れて多少箱が潰れちゃっても見栄えがちょっと悪くなるだけで問題なし!
安いのも良いですね。
上の商品なんかブログを書いている時点では5箱で256円ですからね。
ばらして1人1箱にしたら、約51円で配る事ができます!
デメリットは、食べ物じゃないので子供が喜ばない可能性がある事。
そこは親が「うわ〜ティッシュ助かるわ!めっちゃ嬉しい、ありがとう!!」とちゃんと喜ぶ姿を見せれば、子供も誇らしい気持ちになるのではないでしょうか。
実際貰えると僕は嬉しいですし笑
第1位:ホットケーキミックス
このブログのネタを考えているときは、ティッシュが1位だったのですが、それを上回るものを思いついてしまいました。
それがホットケーキミックス!
これはかなりアリだと思いますよ!
卵を割って牛乳を入れて混ぜるだけなので、子供と一緒に作れますし、作る過程で「どんな形に焼こうか?」など親子のコミュニケーションも取れるので、子供会に求められる趣旨にもピッタリ合うのではないでしょうか?
コストも大袋を分ければ1袋80円ぐらい。
僕の好きなホットケーキミックス『極みもち』は300円弱しますが、3袋入りなのでこれを分けても1袋100円で配れます。
重さもあるので、受け取ったときの満足感も高いですし、潰れないのでリュックに入れても大丈夫。
ホットケーキミックスだけでも良いですし、もう少し予算があるならメープルシロップやジュースをつけても良いですね。
デメリットとしては、アレルギーが気になりますが、ホットケーキミックスは水だけでも作れるので小麦アレルギー以外はおそらく問題ないですし、そもそもアレルギーを持つ人は駄菓子の詰め合わせも食べないので、どっちを貰っても結局食べないという事になります。
それに、アレルギーがどうこうみたいな事を言い出したらキリがないですしね…。
低予算で、そこそこ重みもあって、消え物。
参加賞としてかなりアリなのではないでしょうか?
たぶんうちの娘は大喜びすると思います。
まとめ:駄菓子詰め合わせからの脱却を!
今回は駄菓子の詰め合わせセットに変わるものを考えてみましたが、個人的にはかなり納得度の高いものが提案できたのではないかと思っています。
子供向けのイベントだと、どこのイベントでも駄菓子の詰め合わせセットを用意しているのですが、本当に処理に困っていたんですよね…。
もう時代的にも駄菓子の詰め合わせセットで喜ぶ子ってかなり少ないんじゃないでしょうか。
これからは予算が80〜150円ぐらいだったらホットケーキミックス!
もうちょい予算があればQUOカード300円分!
このぐらいを参加賞にしていただけると個人的にはすごく嬉しいです。
もう令和だし、駄菓子の詰め合わせからは脱却してほしいなぁ。
あと日清さん、『極みもち』を参加賞向けに1袋単位にした商品を作ってください!!