どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
2026年2月15日に開催された四国ジャグリングコミュニティ(4JC)のmeet-upに参加してきました。
今回はパネラーとして参加もしましたよ。
参加者はジャグラーが8割、それ以外の人が2割ぐらいの参加率だったかなと思います。
このミートアップはジャグリング以外のことについても考えるいい機会なので、実は結構楽しみだったりします。
ジャグリングと発達・支援を考える
最初の議題は「ジャグリングと発達支援を考える」というテーマ。モデレーターは
西川博喜さんと、
の4名がパネラーとして参加しました。
皆さん、発達支援やそういったところにも力を入れている方で、ジャグリングの持つ可能性についてもゆっくりと話を聞くことができました。

社会とサーカス
以前はソーシャルイメージとジャグリングみたいな話し合いましたが、今回は福祉方面の話題なども出ました。
SHOGUNさんは、SLOW LABELという日本初のソーシャルサーカスに関わってワークショップをしているという話が興味深かったですね。
ワークショップをやる上で、ジャグリングやサーカスというジャンルは、ほとんど経験した人がいないので、みんな0からスタートできるのがすごくいいポイントというのが印象深い話でした。
情報保障、鑑賞サポートの話など
話の途中に、鑑賞サポートの話なども出てきました。正直あまりよく知らなかったのですが、情報保障と鑑賞サポートといったものが、小学生や障害者に対して提供する必要があるそうです。
情報保障とは、聞こえない方や視覚の障害のある方に向けて字幕や音声ガイドで必要な情報を届けることというようなもの。テレビの字幕などのイメージですね。
一方で鑑賞サポートは、舞台を楽しんでもらうためのサポートなので、情報を流すだけではなく演出の意図まで含めて伝えていきます。
話の中で出てきた例でなるほどと思ったのは、音楽が流れているところでは役者さんが音符を持って舞台を動き回るなどの方法。
今音楽が流れていてそれはどういった種類の音楽なのかというようなものを観客に伝えるというようなことができるわけですね。
こういうお話は参考になります。
ソーシャルサーカスとお金の問題
続いて興味深かったのが、財源の問題。
やっぱりソーシャルサーカスは性質上運営がとても難しく、助成金や自治体との連携が不可欠です。東京オリンピックをやっていた時には助成金がかなり手厚かったようなんですが、その助成金もやや縮小傾向で活動の継続が難しくなってしまったようです。
プロのアーティストに来てもらうならそれなりの報酬を支払わないといけないけど、子どもたちへの体験会みたいなものだと、参加費は千円前後ぐらいしか集められない。
それで、10人20人集めても全然足りない。
僕もジャグリング教室とかやっていますが、やっぱりお小遣い程度にしかならないですからね〜。
このあたりもなんとかしたいですね。
発達障害の子にジャグリングを教えるには?
後半では参加者からの質問として、ジャグリング教室に来ている発達障害のある高校生にどういうふうに教えたらいいかというような話がありました。
まずは小さな成功体験を積み重ねたり、言葉より視覚で伝えるや曖昧な表現を避けるなど、普段よりも気をつけておくことが必要みたいですね。
教えていてもついつい忘れてしまいがちな感覚ですので、スモールステップをとにかく意識するようにしたいと思います。
ジャグリング大会を考える
第二部はジャグリング大会を考えるというテーマ。
僕は正直大会を目指しているタイプのジャグラーではないのですが、ジャグリング大会を目指していたり、初めて大会に出る人には参考になる部分もあったのかな。
この会は要約すると、大会規約をしっかり読め!という話に着地したと思います。
しかしながら、審査の難しさやJJFの大会規約の作り込みなどはとてもよくできているのだなと思いました。
僕がジャグリングを始めた頃にはそういう大会もなかったしね。
少しずつみんなの英知が集まって細かなルールが仕上がっていった、そういったジャグリングの歴史を感じる回でもありました。
ジャグリケーションの方向性を考える
午後からはジャグリケーション(練習と遊び)を考えるというテーマで話し合い。

四国ジャグリング界も、パパジャグラーや家族ジャグラーが増えて、今後どうしていこうかという話し合いです。
ジャグリケーションは主に夏に開催されている練習会とその土地のアクティビティを楽しもうという会です。いつも松葉川くんが企画してくれて参加しているのですが、これが子どもたちにとっても非常に好評。
雰囲気をまとめた動画も作成していますので良かったらご覧ください。
ジャグリケーションの考えどころとしては、ジャグラーを集めるだけではなく、地元の方との交流もセットになってくるところ。
特に2024年の明浜の回は、横山さんがご尽力くださり、ビアガーデンや船のクルージングなどたくさんの遊びをさせていただきました。
一方、ジャグラーとしては体育館があれば良いということで、とにかく練習したいジャグラー、アクティビティにも参加したいジャグラー、家族と一緒に参加したいパパジャグラー。
この辺りのジャグラー同士の温度感の差と、地元の方との交流などをどう考えていくかというお話だったと思います。
自分もそうだったんですが、特に子供が小さい頃、小学校に入る前ぐらいまでは本当に出かけたりするのが難しかったので、家族で遊びに行けたり、子供も時間が潰せるところがあるというのはイベントとして大事かなと思いました。
個人的には過去と同じような方向性でやってほしいですね。
四国ジャグリングサークル会議
最後は四国ジャグリングサークル会議です。こちらは四国4県のそれぞれのサークル事情、ジャグリング事情について情報交換をしながら、今後のことについて話し合っていきました。
各県の状況
香川県はちょっと今サークル単位で見ると元気がないので、今後自分も立ち上げて頑張っていきたいなと思っています。
徳島のシアオはボランティアサークルという立ち上がりだったので、そのあたりも参考にしつつ、今後のサークル活動について考えていこうと思いました。
愛媛のGET!は、最近立ち上がった社会人サークル。愛媛は、野良ジャグラーが多いという特性があるのですが、そういう人が少しでも集まれる環境を作れれば良いなと立ち上げられました。
確かに愛媛で何かイベントをすると合うんですが、それ以外のところに行くとあまり合わないような人もいるので、愛媛もジャグリング界が盛り上がっていってくれると嬉しいですね。
最後に高知ですが、ここは学生サークルが元気ですね。
高知大学奇術部 Trick or Treatや、高知工科大学のKUTJなど、若い子たちが頑張って練習をしています。
やぐらくんも高知で精力的に練習会を開催してくれているし、頑張らないといけないなと思っております。
サークルがあると何がよいのか?
やはりサークルがあると「受け皿になる」というのが非常に大きな役割だと思います。ジャグリングを始めたいとなったときに、自分でYouTubeを見て始めるのもいいですが、地域に教える方がいるのといないのとでは環境が変わってきますからね。
あとは、場所の確保の問題です。個人で体育館を借りることも不可能ではないですが、やはりサークル単位で申し込みができると、社会的な信用とか、そういったことも少し変わってくるのではないかなと思います。
サークルの難しいところ
サークル管理の難しいところとして、名簿の管理もあげられていました。
たしかにその辺りは難しそう…。ジャグリングはチームで活動するような競技ではないので、「LINEのグループに入ってたらメンバー」みたいなそういうふわっとした感じのサークルになっていることが多いみたいですね。
そのため、練習会なども体育館を抑えるのにかかった費用をその日に来た人で割るみたいな形で運営していることが多いようです。
こういうゆるい運営は、参加しやすい面もありますが、将来大きくなったり、引き継ぎみたいな事が出来てくるとまた難しい判断になるかもしれないですね。
特に社会人サークルは、やる気のあるのがんばりで回っている事が多いので、システムも少し考えた方がいいかもしれない。
まとめ:ジャグリングとの関わり方は色々
4JCで感じる事ですが、ジャグリングとの関わり方はいろいろだなというのを毎年感じています。
発達支援やサーカスの文脈で語るジャグリングもそうですし、居場所としてのサークルや遊びとしてのジャグリングなど、そういったところにもいろいろと楽しみの幅やジャグリングのできることはあるのではないかなと思いました。
改まってこういうことを語る場ってあまりないので、4JCは貴重な機会だと思います。
また来年も何かしらテーマを決めてお話しできるといいですね。











