どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
3月の発売日に買って、少しずつやっていた『星のカービィディスカバリー』
ついに100%クリアを達成しました!
カービィ初の3Dアクションという事で「どんなもんかな?」と思っていましたが、非常に楽しくやりごたえのある作品でした。
まさに新しい時代のカービィという感じ。
それではレビューいってみましょう!
3Dでもカービィらしさは健在!
星のカービィシリーズは、HAL研究所が開発しているゲームで、スマブラでも有名な桜井政博さんが手掛けたゲームです。
あなたは、カービィらしさって何だと思いますか?
可愛らしい世界観っていうのもカービィらしいのですが、僕の考えるカービィらしさとは、やっぱり難易度調整につきますね。
なぜ難易度調整かと言うと、もともとカービィってゲームが苦手な人向けに開発されたゲームなんです。
マリオだったらジャンプして飛び越す穴を、ホバリングでフワフワと飛ぶことで穴を飛ばす事が出来る。
そういうゆるい仕様にして、アクションゲームが苦手な人でも楽しんでもらいたいという思いから作られていました。
このあたりの話は、『若ゲの至り』など随所にありますので、読んでみてください。
3Dアクションは難しい?
そういったゲームが苦手な人でも楽しめるという思想で作られていたゲームなので、初の3Dアクションになるのはそれなりに衝撃でした。
というのも、3Dアクションって距離感が難しいんですよね。
2Dのアクションでは距離感ってあまり問題にならず見たとおりなんですが、3Dだと見た目とズレて感じるんですよ。
このあたりは『スーパーマリオ64』なんかを遊ぶと、顕著に感じる部分ですね。
特に近い距離のパンチが全然当たらん。
こういった距離感のズレの問題なんかをを解決しないといけないんですが、ディスカバリーはとても上手に解決をしていました。
当たっているように見えるときは3D空間上では当たってなくても当たり判定にする。
公式サイトのインタビューで、このあたりの工夫が語られているんですが、違和感の少ないアクションになっていると思います。
ホーミング、ジャスト回避が気持ちいい
上記の例だけに留まらず、アクション全体が気持ちよく作られていますね。
遠距離攻撃のホーミングも優秀です。
遠くの敵に吸い込んだブロックを吐き出して当てるアクションは、大体の方向が合っていたら勝手に曲がって当たります。
これが非常に遊びやすい!
特に遠距離になるほどちょっとした角度のズレが大きく影響するのですが、こっちの意図を汲み取ってくれるようなアクションをしてくれるのでストレスなく遊べるんですよ。
これは本当に調整がすごい。
あとは、敵の攻撃を上手くかわすと時間がゆっくりになって反撃出来るジャスト回避も良いですね。
ゼルダの伝説BOWでもありましたが、やっぱりこれはよくできたアクションです。
特にボス戦では必須テクニックなのですが、上手に決まるととても爽快!
この辺りも3Dアクションの気持ちよさですね。
カメラワークを固定することで探索の楽しみが生まれる
もう一つすごいと思った点が、カメラワークです。
3Dアクションはカメラをぐるぐる回せるのが一般的ですが、ディスカバリーではカメラがほぼ固定されていて、ユーザー側でぐるぐる動かす事ができません。
ゲーム側で視点を固定してあるんですね。
なので、ある程度進んだら勝手に背後に回ってくれて進む方向をそれとなく教えてくれたり、あえて死角になるところを作って探索要素を演出したりしています。
裏道の発見の楽しさはこういったカメラワークが重要なポイントだったんじゃないかな?
ほんと丁寧に作られていますよ!
ほおばりヘンケイは良いアクセント
今作から登場した新要素のほおばりヘンケイの良いアクセントになっていました。
攻撃力はあがるけど、機動力が落ちて、ホバリングも出来なくなるんですよね。
お気に入りはくるまほおばりですね。
操作性も良いし、複数のコースのショートカットなども含めて気持ちいいコースが多かったです。
三角コーンのほおばりヘンケイは、斜め視点だとちょっと難しい場面があったかな?
細い足場を斜めから見せられると、ちょっと距離感が難しかったですね。
裏ボスはしっかり強い
カービィシリーズって普通にクリアするのは難しくないのですが、100%クリアしようとすると、とたんに難易度が跳ね上がります。
前作の星のカービィスターアライズは1人ではクリア出来なくて、子供らと協力してなんとかクリアする事が出来ました。
今作の裏ボスもめちゃくちゃ強かったですね!
結局8回目ぐらいで倒せたのかな。
死んでも最初からやり直しじゃなくて、そのボスの最初からスタートというリトライのハードルが低いのが救いでした。
裏ボスはどれも歯応えがあって、クリアした達成感はなかなかのものでしたね。
まとめ:新たな3Dアクションのあり方
カービィはアクションゲームが苦手な人でも楽しめるというのがコンセプトだと思っていたので、カービィが3Dアクションをやるというのはとても意外でした。
それだけ3Dゲームのゲームが認知され、一般の方も遊べるようになったんでしょうね。
そして、実際に遊んでみて感じたカービィらしさは健在。
アクションゲームの新しい形を示した作品だと思います。
操作は簡単で、やり込むには歯応え十分!
非常に間口の広いゲームになっていますので、気になっている方はぜひ遊んでみてください。