どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
「ゲーマーじゃんけん」って知っていますか?
普通のじゃんけんっていうのは少人数ならすぐに決まるのですが、人数が多くなって6人とか7人みたいな多人数になると、あいこが続いてなかなか勝敗が決まりません。
こういう時ってグーとパーの半分のチームになってからじゃんけんをして、その勝ったもの同士でまたじゃんけんをして・・・みたいな方法を取っていますよね?
実際僕もそうでした。
しかしそういう事をしなくていいすごく早くて画期的なじゃんけんがあるんですよ!
それが先日参加した平日ゲーム会で、さぬきボドゲ王国のマスターから教えてもらった「ゲーマーじゃんけん」です。
これ、めちゃくちゃよく出来てます!
10人ぐらいでもあっという間に(1回か2回)で勝負が決まるので、覚えておくと色んな場面で役にたちますよ!
ゲーマーじゃんけんとは
「ゲーマーじゃんけん」というのは普通のじゃんけんの前に1つだけルールを加えたじゃんけんのやり方です。
その加えるルールは少ない手を出した人が勝ちというルールです。
「ゲーマーじゃんけん」は以下の順に処理します。
- 少ない手を出した人が勝ち
- 少数の手が2つある場合、それらの手の間で普通のじゃんけんをする
このルールでじゃんけんを行うとあいこが極端に減るので、すぐに勝敗が決まります。
それでは実際に例を見てみましょう。
例えば5人でじゃんけんした場合
5人でのじゃんけんを例にだして見ましょう。じゃんけんで以下の手が出た場合です。
グーが2人、チョキが2人、パーが1人のパターンです。
普通のじゃんけんならあいこになるパターンですが、ゲーマーじゃんけんなら勝敗が決まります。
この場合は一番目のルール「少ない手を出した人が勝ち」というルールだけで決まりますので、
パーを出した人が勝ちとなります。
同数が2ついるパターン
それではもう一個の例を見てみましょう。じゃんけんで以下の手が出たとしましょう。
グーが3人、チョキが1人、パーが1人です。
これも普通のじゃんけんならあいこになるパターンですね。
この場合は1番のルール「少ない手を出した人が勝ち」というルールで、まずグーの3人は負けになります。
そしてチョキとパーが1人ずつ残るのですが、ここでは2番の「少数の手が2つある場合、それらの手の間で普通のじゃんけんをする」が適用されるので、チョキを出した人が勝ちとなります。
文章に書くと複雑そうに見えますが、どちらのパターンも1回じゃんけんをするだけで、勝者が決まります。
これめっちゃ早くないですか!?
考えてみると、5人だと全員同じ手を出す以外、あいこがないんですよね。
「0人、2人、3人」パターンに分かれる場合のみ2回のじゃんけんが必要ですが、それ以外のパターンは1回で勝敗が決まります。
10人でやってもゲーマーじゃんけんならすぐに決まります。
グーが3人、チョキが3人、パーが4人みたいな一番散らばった出方になったとしても、グーを出した3人まで一気に絞れるので、これも2回やるだけで勝負が決まるんですよね。
すごいですね〜10人で普通にじゃんけんしてたらなかなか決まりませんもんね。
いつから出来たの?
ゲーマーじゃんけんは最近出来たやり方なのかと思いきや、結構歴史があるみたいですね。
このページなんかを見ると、原形は2000年にはあったそうです。
世界のボードゲーム情報サイト「TGiW」には2008年に書き込みがあるので、この辺りからボードゲーマーたちに広がっていったみたいですね。
意外に歴史があるやり方なんですね。知らなかった・・・。
まとめ
このゲーマーじゃんけんは最初はちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れれば簡単にわかるようになります。
デメリットとしては手を出し続けてもらわないとわからないという事と、理解してもらうために最初に少し説明がいるということでしょうか。
でもやればすぐに分かりますし、あいこが続くのに比べればかなりの時間短縮になるはずです。
正直これはじゃんけんの革命だと思っています。
みんながこのやり方を覚えて、「ゲーマーじゃんけんで決めようや」と言って通じるぐらい浸透すればいいなと思っております。
ちなみにゲーマーじゃんけんは100人でやっても平均3.7回で決着が着くそうです。(参考サイト)
すごいぞ!ゲーマーじゃんけん!