どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
今回は僕の今イチオシの絵本「しごとば」シリーズを紹介します。
NHKのEテレで8時55分から放送している「てれび絵本」の中で、この絵本の事を知りました。
テレビの方は八嶋智人さんの語りが軽快で、本当に魅入っちゃうんですよね!!
今でも定期的に放送しているようですね〜。
今日もしごとばシリーズ。
新聞記者と教師です。 pic.twitter.com/LhJ3huwfxM
— とっしゃん (@tossyan753) 2016年11月9日
この絵本は色々な仕事を分かりやすく紹介しています。
文章に漢字があるので小学生向けの絵本のようですが、2歳児でも楽しんで読んでいますよ!
仕事場は色んな職場を描いた絵本
「しごとば」は、タイトルの通り色々な職業の仕事場を描いた絵本です。
「しごとば」はシリーズになっていて、今は5巻まで出版されています。
各巻毎に8〜9種の子どもに人気の職業の仕事場が紹介されています。
頭では分かっているつもりでしたが、世の中には色々な仕事があるんだなぁとしみじみと実感しますね。
「しごとば」の1巻では、
- 美容師
- 新幹線運転士
- すし職人
- 自動車整備士
- 木のおもちゃ職人
- 革職人
- 歯医者
- パティシエ
- グラフィックデザイナー
が紹介されています。
ジャンルの幅がひろくて読み応えがあります。
大人でも他の職場って分からない
大人になっても、他の職種の職場ってどういう事をしているのか分かりませんよね。
会社によってルールも違うし、仕事によっても使う道具、仕事のやり方、時間の使い方などが全然違います。
この絵本は、子どもに人気の様々な職業のそれぞれの使う道具や仕事の流れを詳しく紹介してくれています。
作者が各仕事を大変丁寧にリサーチしていて、大人が見ても勉強になりますね。
職業毎に使う道具は様々なのですが、名前も知らなかった道具がいっぱい出てくるんですよ!
色々な仕事場が4ページで紹介されています
この絵本では、各仕事場について4ページで紹介されています。
最初のページは見開きで、その職場の風景、使う道具などが描かれています。
例えばうちの子が好きなすし職人のページだと、こんな感じです。
これ、本当に細かく色々書かれているんですよ。
壁にはプロ野球選手のサインまでありますね笑
道具にもびっしりと名前を書いてくれています。
包丁だけでもこんなに種類があるんだと関心します。
次のページには、その職業の紹介文と、仕事の流れが紹介されています。
すし職人の場合も、マニアックな道具が紹介されていますね。
仕事の流れは、まぐろのにぎりができるまでが描かれています。
朝に市場に「せり」に行くところから、まぐろの解体、シャリ作り、寿司を握るところまでは描かれています。
これだけ説明されると、すし職人の仕事のイメージがしやすいですよね。
仕事はつながっているという事も教えてくれる
この絵本には仕事はそれぞれ繋がっているんだよという事も教えてくれています。
例えば、工場で仕事をして昼休憩にごはんを食べにいきますよね。工場の人にとったら休憩でも、その食堂でお昼ごはんを作っている人は、それが仕事です。
そういう風に世の中の様々な仕事はつながっているんですが、それもこの絵本は教えてくれています。
例えばすし職人の次に紹介されているのが自動車整備士なんですが、その仕事で紹介されているのが車のパンクの修理なんですよ。
で、そのパンクの修理にきたのは誰かというと……
こんな風に、その仕事場で紹介された人が他の仕事場のときにちょこっと出ているんですよ。
これを探すのも楽しみのひとつですね。
まとめ
今回は、僕の今イチオシの絵本「しごとば」シリーズを紹介しました。子どもの頃ってどういう仕事に就きたいかなんて聞かれてもさっぱりイメージ出来ませんでしたが、こういう本をきっかけに仕事を知るという事になったらいいですよね。
大人が読んでもおもしろいので、気になった職業がある本からお子さんと一緒に読んでください。
『しごとば』
(美容師、新幹線運転士、すし職人、自動車整備士、木のおもちゃ職人、革職人、歯医者、パティシエ、グラフィックデザイナー)
『続・しごとば』
(プロ野球選手、ファッションデザイナー、漫画家、獣医師、考古学者、書店員、とうふ職人、花屋、宇宙飛行士)
『続々・しごとば』
(消防隊員、米農家、僧侶、女優、新聞記者、客船船長、大工、看護師、教師)
『しごとば東京スカイツリー』
(設計士、鉄工員、現場監督と職人、クレーンオペレーター、照明コンサルタント、エレベーター工、地元の人びと、広報)
『もっと・しごとば』
(花火師、客室乗務員、和菓子職人、特殊メイクアップアーティスト、水族館飼育員、幼稚園教諭、科学者、水産加工員、パン職人)