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「ポケモンセンターはなぜ無料なのか?」は税金について考える良い材料かもしれない

どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。

Amazonプライムビデオでポケモンのテレビアニメシリーズが絶賛放映中ですね。

うちの子供たちもテレビやiPadで、日々ポケモンを楽しんでいます。(iPad返してほしい)

僕は初代ポケモンにハマっていたのですが、僕でも分かるポケモンもちょくちょく活躍してくれているので、アニメは今見ても面白いですね。

さてさて、そんなポケモンに無くてはならない施設がポケモンセンターでございます。

ゲームでは傷ついたり瀕死のポケモンを完全回復してくれるすごい施設!

さらにはパソコンも常備し、ポケモンを預けたり、通信対戦の設備なども完備しています。

そしてなんと、それらの設備がすべて無料!

「かがくのちからってすげー」んだけど、実際問題どうやって運営してるんだろ?

おもしろい問題だと思ったので考えてみました。

ポケモンセンターはポケモントレーナーが無料で使える施設

ポケモンセンターはポケモントレーナーなら絶対に利用する施設です。

ゲームでは、主に以下の役割を担っていますね。

  • ポケモンの回復
  • 交換、対戦などの通信施設

主にお世話になるのがポケモンの体力回復です。

↑ポケモンセンターの設備一覧。

受付のお姉さん(アニメでは「ジョーイさん」というキャラクター)にモンスターボールを預けると、専用のマシンに載せて「ポンポンパポピーン」という音とともに回復をしてくれます。

アニメならテレビ電話をしたり風呂に入ったりする描写もありますね。

現代社会に例えると、病院とホテルが一緒になったような施設でしょうか。

このものすごい多機能な施設が、ポケモントレーナーなら無料で使えるわけです。

 

運営費はどこから出るのか?

24時間営業で、しかも設備はすべて無料のポケモンセンター。

これを健全に運営していくためには、少なくとも以下のお金が必要になってくるはずです。

  • スタッフの人件費
  • メディカルマシンなどの設備費
  • 通信費
  • 電気水道代

特にスタッフの人件費は絶対に必要なはず。

↑ジョーイさんのお給料はどこから出るのか?

ポケモンの世界ではポケモンは相棒で、ほぼみんなが持っているものです。

なので、ポケモンセンターはみんなが使う公共性が高い施設で、ポケモントレーナー全員から集めたお金で運営するのが良いでしょう。

つまりは、税金で運営をされていると考えられます。

 

どこで税金を集めるのか?

続いての問題はどこで税金を集めるかですね。

ポケモントレーナーは固定給ではないので、消費税のようにお金のやりとりをしているときに徴収する間接税が向いています。

 

戦闘税

ポケモントレーナーの主な収入源は他のトレーナーと戦って勝つなので、ここに税金をかけるのが良いですね。

ポケモンの世界では、大人とのバトルだけではなく、短パン小僧虫取り少年など年端もいかない子供からも容赦なくお金がいただけます。

おそらくここに戦闘税のようなものがかかっていますね。

ポケモンの世界では荷物の軽量化のためにも電子マネーのようなものでやりとりしていると思われるので、送金するたびに何%かの税金を取られるのでしょう。

 

消費税

続いては消費税です。

ポケモンの世界にはフレンドリーショップと呼ばれるポケモンに関する道具を売っているお店が各街にあります。

モンスターボール各種、きずぐすりなどの商品に相当な税が上乗せされているはずです。

ポケモンセンターの充実っぷりを考えるとモンスターボール(200円)の半分ぐらい税金でもおかしくないですね。

モンスターボールをポンポン投げていますが、ポケモンを捕まえそこねると結構な金額をドブに捨てているかもしれません。

ボールを投げる手が震えますな…。

 

全滅税

もうひとつの税収として、ポケモンでは全滅をすると眼の前が真っ暗になり、最後に寄ったポケモンセンターまで送ってもらえ、所持金が半分になっていました。

この無くなった半分のお金は、ポケモンセンターまでの輸送にかかった経費を差し引いて、残りは税金になっているのではないでしょうかね?

全滅税とでも呼びましょうか。

ポケモンセンターまで連れて帰ってくれるのですが、所持金が少ないと送迎コストの方が高くつくのでJAFなどの保険的なものにポケモントレーナーは全加入しているのかもしれませんね。

ポケモン冒険保険みたいな感じで。

ちなみに持っている金額の半分という乱暴かつ公平性がない取り立て方なので、最近のポケモンだと全滅しても半分にはならず別の計算式があるようです。

 

まとめ:税について考えるきっかけに

なんか書いているうちにだんだん辛い現実が見えてきましたね…笑

ポケモンの世界は、普通に旅をしていくにはめちゃくちゃ高福祉です。

ただで回復、寝泊まりが出来て、途中で全滅しても最後に立ち寄ったポケモンセンターまで連れて帰ってくれますからね。

しかし、そのサービスを受けるには多額のコストがかかります。

そのコストはみんなで少しずつ負担するべき。

これが税金の姿です。

ポケモンという架空の世界のお話ではありますが、こういう視点から子供と現実世界の税について考えてみるのも面白いかもしれません。

公共の施設というのは、私達の働いて収めたお金で運営されているんだという意識を持つことが大切です。

道路なんかは実際車に乗る人から取った税金で作られてきましたからね(今は一般財源化されましたが)

こういう話をした後に外に出ると、また違った視点があるかもしれません。

ゲームから学ぶとはこういう事だ!(違う)