どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
「ワールドジャグリングデー(WJD)2016in香川」、無事に終了しました!
快く場所を貸してくださった商店街のみなさま、本当にありがとうございます!
ゲストの「juggler kyo」くんをはじめ、サークルで参加してくれた四国各地の学生ジャグラー、また多数の社会人ジャグラーの皆さま、参加して盛り上げていただいて、本当にありがとうございました!
さて、イベントが終わったところで忘れないうちに、僕のWJDin香川に対する想いを書いておきます。
ジャグリングイベントに求められるジャグラーからの3つの要望
毎年WJDは何をしようか頭を悩ませています。
参加者みんなを満足させるというのはもちろん不可能なのですが、やっぱりそれを目指すべきだとは思っています。
そこでまずは、ジャグラーはジャグリングイベントに何を求めているのかをおさえないといけません。
ジャグラーの要望っていうのは大きくこの3つです。
すごい技や演技をみたい
ジャグリングショーをするときは普通一般人に分かる構成にします。
そうするとジャグラーが満足するようなマニアックな技や超人的な技って中々見る機会がないんですよね。
マニアックな技って大抵ウケないですし。
そういうのを見る事が出来るのが、ジャグリングイベントなんです。
ゲストパフォーマンスとかチャンピオンシップとかがまさにそうですね。
他にも会場ですごい技の練習をしているところを見たりするのもこのカテゴリに入ります。
すごい技がみたいというのは、ジャグリングイベントに求められる要望のひとつです。
理想的な環境で練習したい
さて、そんなすごい技をみたらやってみたくなりますよね!
さ〜練習するぞ!となったときに必要なのが、理想的な環境です。
ジャグリングの練習に適した環境というのは、屋根が高くて、風がなくて、ある程度広いところです。
つまり体育館のような屋内施設です。
体育館やホール、会議室なんかをおさえてイベントをやっているところは多いですよね。
上手い人を見て、モチベーションをあげて、ガンガン練習したい。
そういった練習環境の要望もあります。
他の団体、ジャグラーと交流したい
多くのジャグラーと知り合いたい、交流したいというのもありますね。
久しぶりに会う人がいたり、他団体との交流、技の教え合い。
普段1人で練習している人が多いので、ここぞとばかりに道具をパスしあうパッシングの練習をしたり。
こういう事は外部と接触しないとありませんからね。
次につながる出会いがあったり、サークル同士の交流が生まれたり。
そういう交流したいという要望もイベントには求められます。
個人的にはプラス「一般の人も楽しめる」も必要だと考えています
上記の3つの要望を満たすのが、ジャグラーに嬉しいジャグリングイベントです。
でも、WJDは世界中でジャグリングを楽しさを広げる日なんですよね。
という事はジャグラーが楽しいだけじゃなくて、一般の方も楽しめるようにするというのが大事だと僕は考えています。
ジャグラーが集まっている体育館の異空間な感じって本当に独特な雰囲気を持っています。
そういうのを一般の目に触れるところで仕掛けてみたいというのが、僕のWJDに対する想いなんです。
なので、僕が主催しているWJDは屋内施設を会場にしたことはありません。
毎年雨の心配をしていますが、それでも屋外で開催することに意味があると思っています。
今年は商店街が会場でしたが、端から端まで歩いてみると、そこら中でジャグリングしている人がいる。
そういう空間ってなんかおもしろくないですか?
やっぱり世界中でジャグリングを楽しむ日に体育館にこもるっていうのは選択肢としておかしい気がするんですよ。
普通の人もジャグリングを見て、雰囲気だけでも楽しめるようにしたいですよね。
依頼に行くときの参考になる人をゲストに選びました
次にゲストの選定ですが、ジャグリングサークルに所属していると、依頼をいただいて人前でパフォーマンスをする事があります。
そういう時に練習してきた技を淡々とやるだけでは盛り上がらないんですよね。
楽しいショーにするためには、振る舞いやトーク、構成などジャグリング以外の技術が必要になります。
そういった事を何か学んでもらえればと思い、大道芸が出来て、かつジャグリングが上手いkyoくんにパフォーマンスをお願いしました。
13時からのショーは、ジャグリングももちろん上手いですが、盛り上げ方も上手でしたよね。
おもしろかった!という感想がピッタリのショーでした。
やっぱり依頼に行くからには楽しいショーをしてもらいたいので、なにかしら学ぶものがあったら嬉しいです。
香川県にはジャグリングで一般向けのショーが出来るって人はかなり少ないので、大道芸方面を目指す人が出てきて欲しいな〜。
ファイヤーショーは目玉
去年から商店街から許可をいただいてファイヤーショーをやったのですが、これはすごくいいですね!
ジャグリングイベントで、しかも町中でファイヤーショーをやっているのはかなり珍しいはず。
燃え盛る火を生で見る迫力は映像では伝わりませんね!
これは告知をもうちょっと頑張って一般の方もたくさん集まるようにしたいなぁ。
今回は19時頃からスタートしましたが、やっぱり日照時間の関係でまだ結構明るかったですね。
あんまり遅いと近所迷惑になるし、この辺の調整は今後も課題です。
運営上の反省点
最後に全体を通しての反省を来年のために書いておきます。
告知を伝わる媒体で用意する
一般の人も楽しめるようなイベントにしたいと思っているのですが、宣伝媒体がネットしかなかったのは良くなかったかもしれません。
実質僕のこのブログぐらいしかなかったですからね。
きちんとやるならチラシ、ポスターぐらいは作るべきでした。
毎年なんだかんだギリギリになってしまうのがいかん!
プログラムが少なかった
今回はきちんと決まっていた内容がゲストパフォーマンス、ファイヤーショーぐらいで、ワークショップ、エンデュランス、サイモンセッズ等のゲーム大会のプログラムがまったくありませんでした。
もう少し何か用意すべきでしたね。
来年やりたいこと
来年もファイヤーショーはやりたいので、会場は今年と同じく通町商店街がいいかなと思っています。
そのときにやってみたいことを来年の自分へのメモとして残しておきます。
バーベキュー
ファイヤーショーが19時からだったのですが、そのちょっと前ぐらいからバーベキューをしたいなと思いました。
お昼は商店街のお店で食べられますから、夕方からですね。
今回全然しゃべってない人もいたので、交流会も兼ねてやってみてもいいですね!
サークルコンペ
「WJD in Touhoku」のパクリですが、これは面白そうです。
サークル対抗コンペティション
東北地域のジャグリングサークルの交流の一助となることを目指してWJD in Tohokuがお送りする新企画!
1.サークルごとに5分間、ジャグリングのテクニックやパフォーマンスを競います
2.サークルからであれば出場人数は一人でもOK!
3.審査員も各サークルから一人ずつ選出
こういうのもいいですね!
でも4JF(四国ジャグリングフェスティバル)の方がこういうのは似合うかな〜。
まとめ
イベントの運営をやっていると、色々な感想を耳にします。
良い感想なら本人から聞く場合も多いのですが、悪い感想は噂みたいな感じで出どころ不明で伝わってきたりもしています。
まぁほとんどが練習環境が悪いという意見なんですけどね。
それに関してはもう本当にすいませんとしか言えないですが、それでもやっぱり香川のWJDはオープンな環境でいきたいのです。
最近は四国もジャグリングイベント、練習会が増えてきました。
4JFもそうだし、サークル交流会なんかも頻繁に行われています。
そういうのは学校の体育館とかでやってますから、WJDまでそれを求めなくてもいいじゃないですか。
ジャグリングを楽しむにはいろんな形があっていい。
そんな風に受け止めてもらえればと思います。
ではまた来年もよろしくお願いします!