出来るけどやらないのと、出来ないは違うという話

どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。

大学生の頃に、パフォーマーの先輩から言われていた言葉で印象的な言葉があります。

「ジャグリングのショーっていうのは、ボール3つの基本的な技が出来れば充分作れるよ」

昔に言われてからずっと考え続けているこの言葉。

「理論的にはそうだけど……」というところから、今は体感としてなんとなく理解できるようになってきました。

今回はそんなお話です。

 

出来ないよりは出来るほうがいい!

ボール3個でショーはつくれる。当時の僕は理論上はそうでしょうけど……という考え方でした。

「そんな事を言っても出来ないよりは出来た方がいいに決まってるじゃん」と思って、ひたすら練習をしていましたね。

出来ないよりは出来たほうがいい、その考えは今も変わっていません。

なので練習は大事です。出来ることが増えるのは単純に楽しいですし。

 

やる必要がないものはやらない

しかし、ショーを続けていく中でだんだんと学んだ事があります。

それは、自分に出来ることを全部ショーの中でやる必要はないという事です。

最初は出来ることを全部出しきるのがショーだと思っていましたが、ショーというのは自己満足ではなくて、お客さんを楽しませるためにやるものです。

お客さんを楽しませるためには、ショーの時間、客層なんかによって構成は変化しないといけません。

すごいマニアックな技が出来るようになっても、お客さんに伝わらなければ意味がないんです。

そして、だんだんとその都度必要に応じたものをやるようになってきました。

そうなってくると出来るけど、今は必要ないからやらないという技も出てくるんですよね。

自分のスキルの取捨選択ができるようになってきました。

「ショーを作るのに、ボール3個投げれれば充分」というのは、話術、構成などがきちんと出来てお客さんに楽しんでもらえるようになったら、そんなに難しい技はいらないよという意味だったのだと思います。

 

 

出来るけどやらないというのは経験から判断するもの

「ショーを作るのにボール3個投げれれば充分。」

この言葉を理解するためには、やっぱりそれなりに色々な経験を積んできました。

出来ることを全部やっていた大学時代。

だんだんと面白いショーとは何か?を考えてきた社会人時代。

そういった経験があったから分かる言葉だと思っています。

やってみないと分からないタイプの言葉なんでしょうね。

出来るけどやらないというのは、そういった経験を踏まえた上での判断でないといけないのでしょう。

やったことないのに、「出来るけどやらない」と言ってしまうのは違うんでしょうね。

 

まとめ

出来るけどやらないと、出来ないは一緒だという説も世間にはありますが、それは違うと僕は思います。

その場の状況によって、必要なスキルというのは違ってきます。

でも、それは経験を積んでいかないと分からない事なんですよね。

言い訳の「出来るけどやらない」ではなくて、今は必要ではないから「出来るけどやらない」。

そういう余計なものを削ぎ落とす感覚で、やらない事を決めていく。

出来るけどやらないと、出来ないはそんな感じで違うと思うのです。

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