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『遊びの宝箱』が子どもと遊ぶにはすごくいい本なので紹介します!

どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。

今回は少々マニアックですが、ボードゲーム界では有名なゲーム研究家の草場純さんの著書『遊びの宝箱』を紹介します。

小学生ぐらいの子どもがいるご家庭や、保育士さん、学校の先生、あと年末の除夜の鐘でゲーム大会をしているお寺さんなんかにオススメですね!

懐かしい遊びや、全然知らなかった遊びなど120種類以上の遊びが収録されています。

↑遊びの宝箱。2016年の5月17日に発売しました。

屋内遊びから外遊び、パーティーゲームまで網羅

子どもと何かして遊ぼうとしても、ちょうどいい遊びって意外と思い浮かびませんよね。

僕は子どもと遊ぶときは「鬼ごっこ」、「かくれんぼ」、「だるまさんがころんだ」この辺りをローテーションして遊んでいます。

しかしずっと同じ遊びだと、子どもは大丈夫でも大人が飽きてきます笑

そんなときにこの本を見て新しい遊びを発掘しましょう!

 

第一章わらべ遊び

『遊びの宝箱』の第一章はわらべ遊びといって幼稚園・保育所ぐらいの子どもから小学校低学年向けの遊びが掲載されています。

少し準備がいるものもありますが、ほとんどが何も準備せずそのまま遊べるものばかりです。

花いちもんめとかもありますね、懐かしい……。

↑第一章もくじ。わらべ遊びで32種類です。すごい!

基本的には1ページに1遊びの紹介です。

わらべ遊びは比較的分かりやすいですが、外遊びになると説明を理解するのが少し難しいです。

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↑こんな感じで1ページに1遊びが載っています。

 

第二章は外遊び

外遊びは個人的にすごく懐かしいものが多かったですね。

特に鬼ごっこのバリエーション(色鬼、氷り鬼など)や、石蹴り遊びが数多く載っています。

↑外遊びのもくじ。34種類紹介されています。

中には石蹴り遊びなんかも多く収録されています。

石蹴り遊びとかめちゃくちゃ懐かしいですね。

すっかり忘れてました。

本の中のコラムにも書いてましたが、石蹴りとサッカーの蹴り方は違って、石蹴りは飛びすぎてもダメで、狙ったところに正確に蹴る技術が必要なんですよね。

時代的にアスファルトに落書きもできなくなってきましたが、なんとかして遊んでみたいですな。

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↑石蹴り遊びの紹介。やってた記憶はあるけどルールが思い出せないのでありがたいです。

 

第三章は屋内遊び

第三章は屋内遊びが紹介されています。

じゃんけん遊びのバリエーションや、金毘羅船々なんかも紹介されていますね。

後半の方は筆記用具やトランプを使った遊びもあり、低学年ぐらいから遊べるようなゲームが多いです。

↑屋内遊びのもくじ。後半は筆記用具やトランプを使った遊びも収録されています。

懐かしいのはマルバツとかですかね。

これは今での暇な時とかに1人で落書きでもやっているかも。

↑マルバツのページ。これはみんな遊んだことあるんじゃないかな。

そして面白いと思ったのがこの「マルバツ」のルールをひっくり返した「バツマル」というゲームです。

写真下のバリエーションのところに書いてますね。

3つ並んだら負けというルールにするだけで、1手の意味合いががらっと変わるんですよね。

ちょっとやってみましたが、結構難しい笑

ルールをやり飽きたゲームでも逆転させるだけで面白くなるんですね〜。

 

第四章はパーティーゲーム

第四章はパーティーゲームです。

2人からも遊べますが、多人数の方が面白いものが多いですね。

フルーツバスケットハンカチ落としみたいなものがこのカテゴリになります。

↑パーティゲームのもくじ。知っているのもチラホラと。

フルーツバスケットとか本当に懐かしいですね〜。

もう何年もやっていないなぁ。

というか僕がフルーツバスケットだと思っていてやっていた「朝ごはん食べた人!」みたいに言って該当した人が立って移動するゲームは「大嵐」というゲームだったのか。

↑フルーツバスケットのページ。これも名作ですよね。

 

まとめ

この『遊びの宝箱』は、ボードゲーム的に面白いものが載っているかな?と思って買ったのですが、読んでみると育児書としても面白いかなという本でした。

僕も子ども時代の遊びを通じて、色々な考え方を学んできた気がします。

ルールを守らないと遊びが成立しないとか、工夫によって遊びは面白くなるとか、年齢によってハンデをつけるとか、リスクとリターンの考え方など、そういったものが楽しく学べるのが遊びだと思います。

今は異年齢で遊ぶという機会が減っている時代ですが、みんなで遊び、その中で何かを学んでもらうという機会を作るのもお坊さんの役目なのかもしれないですね。

というわけで誰か遊んで下さい笑