どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
今日は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の外で開催されたミモカフラフェスタに出演しました。
今回のイベントはソロの出演ではなく、新たな挑戦をすることにしたのです。
それがミュージシャンとのコラボです。
ずっとやってみたかったのですが、その初舞台が今日終わりました。
めちゃくちゃ反省点もありますが、やってみないと分からない失敗も多くあって、とても充実しています。
いや〜大変だったけど楽しかった!
ミュージシャンとコラボしたかった
普段は音楽プレイヤーに編集した音楽を入れてパフォーマンスをしています。
ですが、瀬戸内サーカスファクトリーの過去の作品に出演したときには生演奏でパフォーマンスしたんです。
生演奏ってやっぱり迫力がすごいんですよね!
そんなわけで前々からずっとミュージシャンと一緒にやってみたいなぁと思っていたところ、ヴァイオリニストの坂本羊さんという方が超ご近所に住んでいました。
今年の丸亀おしろまつりで一緒になってから、コラボしましょうよ!と声をかけて「とっしゃんメリー」というまったくひねりのない名前のコンビを組んで今回のイベントの出演を目標に練習を始めたんです。
しかし簡単に声をかけて始めたはいいのですが、なかなかの試練が待っていました。
ミュージシャンの主張、ジャグラーの主張
簡単にコラボしましょうと言い出したものの、異なるジャンルの人同士が何かを作ろうとすると壁になるのが言語の違いです。
僕は音楽には疎くて、ミュージシャンの事がほとんど分かりません。
逆に坂本さんはジャグリングの事がほとんど分かりません。
そんな状態で構成を考えだすと、話がなかなかまとまらないんです。
今回のショーで僕はミュージシャンに動きをつけたいと考えていました。
ジャグリングをしながら相手の足の下を通したり、ボールを投げて絡んだりしてみたかったのです。
しかしミュージシャンにとっては演奏しながらアクションをするというのはめちゃくちゃ難易度が高い事なのです。
そこでどういう動きなら出来て、どういう動きは出来ないのかみたいな話が始まります。
そういった制約の中から色々と考えていたのですが、結局これぞコラボっていう感じの動きはほとんど入れる事ができず、結局お互い動いてはいるものの、あまり絡むことはない感じのルーチンになりました。
やはり練習時間が不足していましたね。
社会人の制約
お互いに本業や育児などもあり、2人が揃う練習時間があまり取れなかったというのが詰めが甘かった原因のひとつです。
どういう感じのショーにしたいのかがお互いにはっきりしないまま課題曲だけ決めてそのルーチンを考えるという結果になってしまいました。
日常の合間に色々と考えてはいたのですが、やっぱり実際に動いてみないとできるのかどうか分からないんですよね。
そういうのを試す時間が全然足りませんでした。
しかしいい事もありましたよ。
本番は経験値の宝庫
まず本番は経験値の宝庫だったという事です。
今回はビデオも撮ってもらったのですが、やっぱり動きや構成でもっとこうしたら面白いとか綺麗になるとか、色々とアイディアが浮かんできました。
やっぱり撮影しておくって大事ですね!
今回は僕が前面に出過ぎだったので、コラボショーをするのであればもっとお互いの持ち味が出るショーを構成すべきですね。
今後もブラッシュアップできる
もうひとつのいい事は、今後も2人で構成を考えてより良いものを作ることができる!という事です。
今回はお互いの技術でみれるものにはなっているという感じで、コラボとしては弱かったです。
1+1が1.5ぐらいにしかなってないイメージですね。
でも今回の反省を踏まえて構成を練り直せばもっと良いショーが出来ますし、お互い家が近所なので練習しようと思えば出来るんですよね!
これは本当に嬉しいですね〜。
自分の技術も、構成力も磨けそうです!
まとめ
今回は自分にとっての新しい挑戦で、コラボショーをしましたが本当に得るものがたくさんありました。
普段はいっぱいしゃべる大道芸をやっているのですが、まったくしゃべらずジャグリングをやってみるのはすごくしんどかったですね。
ジャグリングの技術もまだまだ未熟だし、反省点はいっぱいあるのですがすごくワクワクしています。
久しぶりにモチベーションのあがるショーでした。
最後に快く協力してくだった坂本羊さん、ありがとうございました!