どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
平成29年度本山興正寺春の法要が終了しました。
この3日間は気温も下がり、雨が降ったりやんだりでしたが、境内にはパンとおやつのマーケットもあり、お昼時には多くの人が足を運んでくれました。
僕も何回か大道芸をやらせてもらいましたよ!
そんな春の法要の様子をレポートします!
チャレンジの春
本山では、年間を通して全国から僧侶が集まる大きな法要が2回あります。
それが報恩講と春の法要です。
報恩講は伝統を大切にする法要ですが、春の法要は伝統だけではなく新しいことにチャレンジをしていく法要という位置付けになっています。
境内でマルシェを開催し、京都近辺の有名店の美味しい料理を食べながら、法要にも参拝してもらおうという狙いでやっているんですね。
天候に恵まれない初日
マルシェ開催中は毎年境内が賑わうのですが、今年の初日はあいにくの雨でした。
今回の春の法要で与えられた僕への任務は、大道芸で来ている人に楽しんでもらうというものだったので、いきなり結構ピンチな展開。
しかし天候はどうしようもない。
ず〜〜〜っとテントで待機し、他の部署のお手伝いをしながら待ち時間を過ごしていました。
昼頃になんとか晴れ間を見付けて始めてみたものの、途中から雨が降るしね。
心が折れそうになりながら、2回ほどショーをさせていただきました。
どんな感じだったかは兄貴がツイートしてるのでその写真を御覧ください。
とっしゃんパフォーマンス。
雨で厳しい!#興正寺 pic.twitter.com/He1wtsvxUx
— 三原貴嗣〔へんも〕 (@henmority) 2017年4月8日
ちなみに2日目は昼から晴れてくれて、まともに2回ショーをする事が出来ました!
ショーの様子は先輩のお坊さんのブログに載っていますので、こちらを御覧ください。
パンとおやつのマーケットの様子
それではここからは境内で開催されていたパンとおやつのマーケットの様子を写真でお伝えします。
今年は7店舗が阿弥陀堂の前に軒を連ねました。
初日は雨だったのですが、客足もまばらだったのですが、お昼どきにはどの店舗も並びが出て、最終的には全店舗完売していました。
パリパリもちもちのたい焼き、究極の食パン、パニーニといったオシャレなパンや、奈良漬ソースのカツサンドといった京都らしいオリジナルなサンドイッチなど、美味しそうなパンが目白押しでした!
パンとおやつのマーケットは2日間の開催でしたが、どちらもすごい売れ行きでした。
特に2日目は2時間待ちの行列が出来たりして驚きましたね!
腕輪念珠作りや華葩(けは)を作るワークショップは子供に人気でした
お寺側からの出店として、腕輪念珠作りと、法要のときに舞い散らす華葩(けは)を作るワークショップがあったのですが、これはどちらも好評でした。
僕も腕輪念珠を作ったのですが、これは大人もやったほうがいいですね!
作る前はこういうのは子供が作るものだと思ってたんですが、いざ自分のが出来るとなんか嬉しくなります!
玉を選りすぐって色を合わせてもいいですが、適当に組み合わせてもそれっぽいものが完成しますね。
これを作って本堂にお参りしていた方もたくさんいらっしゃいました。
華葩(けは)ワークショップの様子
華葩(けは)を作るワークショップも盛況でした。
マルシェにきた家族連れのグループに人気でしたね!
法要の際にこれを花びらに見立てて散らすのですが、これもやり始めると面白かったです。
ふだんあまり絵の具をやクレヨンを使って絵を描いたりしないので、久しぶりにやると新鮮でした。
みなさん、とても素敵な作品を作ってくださいました。
作っていただいた華葩(けは)は、法要で使わせていただきました。
こういう参加型の企画は今後も継続して行きたいですね〜。
まとめ
本山春の法要は毎年マルシェをしているのですが、それを楽しみに本山まで足を運んでくれる方も多くなってきているように感じます。
僕自身も自分のショーが京都で通用するのか心配でしたが、おおむね喜んで貰えていたみたいで良かったです!
来年はまだどういう事をするのか分かりませんが、楽しい法要になるように頑張りたいですね。
最後になりましたが、本山に足を運んでいただいた方、僕のショーを見て盛り上げて下さった方、本当にありがとうございました!!