どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
いや〜今年も終わりましたね、高松大道芸フェスタ2016!
もう7回目なんですね〜。
地元勢という理由でほぼ毎年出演させていただいてますが、めちゃくちゃ楽しかったし、やっぱりプロの芸人さんはすごいなぁと毎年打ちのめされています笑
高松大道芸フェスタが1年で1番楽しみなイベント!という声も聞こえてくるようになりました。
僕もプロの芸も見れるし、自分もショーが出来るし、めちゃくちゃ楽しみなイベントなんですよね!!
打ち上げでプロの話が聞ける
さて、このイベント自体も楽しいし、得るものも多いのですが、もうひとつ勉強になるのが打ち上げでのお話です。
この打ち上げも1年で1番楽しみな日ですね笑
ここぞとばかりに色んな芸人さんとお話をさせていただいてます。
不思議とこういう場ではテクニックの話はほとんどなくて、「自分はこういう心構えでパフォーマンスをしてるよ」みたいなパフォーマンスに対する考え方の話になる事が多いです。
ジャグリングでも、パントマイムでも、演奏でも、みなさん自分の信念を持っているんですよね。
そのの信念とは、自分が好きなこと、面白いと思ったことをしているという事。
そしてやっぱりすごく研究熱心なんですよね。突き詰めてトコトン考えてショーをやっています。
これまでも打ち上げの席で何度もお話を聞いて、特に印象に残っているのがこの2つの話です。
ストリートで何度も試す
高松大道芸フェスタでも常連パフォーマーの方の話ですが、とにかく何度もストリートに出ないといけないよという話は印象的でした。
その人は今やもうファンの方もたくさんいて、始まる前からお客さんががっつりと集まるすごいパフォーマーさんなのですが、やっぱりウケない時期や、駆け出しの頃があったそうです。
そのときにやっていた事が、とにかくストリートに出るという事。
面白いと思った事はすぐに試したそうです。
「ウケない事もしょっちゅうだったけど、とにかくストリートに出てた」
その話を聞いたときに、自分の行動力のなさを恥じましたね。
僕の実感としても、やはり発表の場を持つ、ストリートに出ていくというのは重要です。
何かおもしろいネタを思いついたらとにかく試す。
ボツも多いでしょうが、そうやって積み重ねたものの厚みが芸に出ていると思うのです。
パフォーマーとして好かれているか?
「パフォーマンスの途中で帰る人がいる、どうしてそういう事になっちゃうのか?」という疑問に対しての答えなのですが、「それは君が好かれてないからだよ」というスパっとした返しが印象的でした。
「途中で帰るのは、用事があったり、待ち合わせの時間があったり、そういう事情もあるかもしれないけれど、結局はその見てくれていた時間で、好かれていないから帰っちゃったんだよ」
厳しい言葉ですが、すごく腑に落ちましたね。
大道芸というのは、ジャグリングの技術を見に来たわけではなくて、それをやっている人間を見ているんですよね。
ジャグラーはどうしても技術志向に走りがちですが、そうじゃない部分にも大事なことはいっぱいあります。
そういう事にも目を向けなさいよという言葉だったのではないかと思うのです。
まとめ
高松大道芸フェスタは出演させてもらいながら、毎年勉強もさせてもらってます。
今年は学生たちの出番もあったりして、彼らなりにも得るものがあったのではないでしょうか。
芸の悩みや、どうやって作品を作っているのか?みたいな事が出来るのは本当に幸せです。
また来年に向けて1年間がんばっていきますよ!!