どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
最近は鉄棒にハマっていて、子供のお迎えにいった後に一緒に園庭で鉄棒をやっています。
そのとき、よその子とも一緒に遊んだりするのですが、僕の子供時代に比べて鉄棒が苦手な子が増えた感じがしますね。
ぶら下がったりはするけど、前まわりなんかは補助をしても怖がる子が多いのです。
運動が得意そうな子でも怖がったりしてますね。
もしかして、最近の子供は逆さまになる経験が少ないのではないか?
ふふふ、これはお父さんの出番ですな。
子供の運動神経を伸ばすには何が大事なのか?
子供の運動神経を伸ばすには、年齢によってやる事が違ってきます。
まず覚えておきたいのが、ゴールデンエイジと呼ばれる身体と神経の成長期です。
具体的には5~12歳ぐらいを指し、体の動かし方や技術を短時間で覚えることができるそうです。
この時期に覚えた動きは、いわゆる体が覚えている状態になり、年齢を重ねても再現する事ができます。
自転車に乗れるようになると、久しぶりに乗ってもすぐに運転出来る感覚ですね。
僕も小学校の時に覚えた鉄棒の技などは33歳の今でもほぼ出来ますし、ジャグリングも基本の技なんかは考えなくても出来ます。
小さいうちに多くの動きを経験しておく
ゴールデンエイジ前半やその手前の年齢の時にやっておくと良いのが、多くの動きを経験しておく事です。
何か特定のスポーツだけをやるのではなく、色んな経験を積むことが大事なんですね。
走ったり、ジャンプしたり、投げたりキャッチしたり、ぶら下がったり…。
これは色んな遊びを通じて経験していけば良いのですが、中でも親子で遊ぶ時にやっておいたら良いと思うのが逆さまになる経験です。
逆さま経験が少ない?
鉄棒は回っている途中に、身体が逆さまになる運動です。
頭を下にするというのは本能的な恐怖があり、慣れていない子は怖がる事が多いですね。
前回りでも、身体がこわばり前に倒れていけないのです。
大人がしっかり支えて回してあげるのも良いですが、逆さまに慣れる練習をしておくと恐怖心がやわらぎます。
ゆっくり逆さまにする
それではここから親子で遊ぶ逆さま運動の紹介です。
最初は抱っこした状態から、首と背中を支えてゆっくり逆さまにしてみましょう。
頭を打たないように周りに何もないところでやってくださいね。
この時に慣れていないと、身体がこわばって引っ付いて来ようとするので、徐々に慣らしながら逆さまにしていきましょう。
脚を持っての逆立ちから着地
慣れてきたら、抱っこから徐々に子供の持つ位置を下げて、最終的に足首をもって逆さ吊りの状態にしてみましょう。
これで子供が楽しんでいたら逆さまに慣れたと思って良いでしょう。
そのまま手をついて逆立ちの状態にするのも良いですね。
逆立ちの注意点は必ず手をハの字につくようにする事。
外向きに手をつく癖がつくと、脱臼する事があります。
逆立ちの体制が出来たら次は足を持っている手を離して着地します。
最初は手を同時に離さず、片手ずつ離して着地体制が取れるようにしてあげましょう。
慣れれば両手を離しても問題ないですが、いきなり離すと体重が支えきれなかったり、膝から着地してしまったりと、怪我する可能性があります。
最初は片手ずつ離して、ゆっくり着地体制が取れるようにしましょう。
身体あそびの時にあると良いもの
こういった逆さまになったりするような身体遊びをするときには、いざという時に安全に着地出来るポイントがあると親も安心です。
着地ポイントとしては、無印良品の体にフィットするソファなんかがオススメです。
ダメになるソファでおなじみですね笑
最初はくつろぐために買ったのですが、子供が産まれてからは親子遊びの安全マットとして活躍する場面が増えています。
あとは、クッションマットなんかもあると良いですね。
逆立ちは膝から着地しちゃう事も多いので、柔らかい地面だと怪我なく遊ぶ事ができますよ。
まとめ:意識してたくさんの運動を取り入れたい
子供と一緒にいるとついつい危険察知が行き過ぎてしまう事が多いですが、子供にはなるべく意識的にたくさんの運動をさせてあげると良いですね。
特に逆さま体験は子供が成長して重くなってくると大変です。
軽いうちにやっておくと親も楽ですし、鉄棒やマット運動など、体育にも活きてくると思いますよ。
鉄棒が苦手な子は身体がこわばって頭を下に出来ないので、親がこういう風に色んな動きを経験させてあげる事が大事です。
僕が子供のときは鉄棒も大好きだったので、鉄棒が苦手な子が減ってくれると嬉しいですね。
これからもしばらく鉄棒おじさんをしようと思います。