どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
以前遊ばせてもらって、めちゃくちゃ面白かったボードゲームです。
つい買っちゃいました!
その名も「Splendor 宝石の煌き」
ボドゲ初心者にもオススメのゲームで、大体1ゲーム30〜45分ほどで終わります。
対象年齢は10歳からとなっていますが、ルールが簡単なので小1ぐらいでも出来そう。
コレ、めっちゃおもしろいですぞ!!
ゲームの遊び方
それではゲームの遊び方を説明します。
まずはこのゲームの目的から。
このゲームは、自分の財産を上手に運用しながら15ポイント獲得を目指すゲームです。
ポイントというのは、カードの左上に書かかれてあります。
貴族タイルもポイントになります。
正方形のタイルですね。
こういうポイントをせっせと集めていって、先に15点を取った人が勝ちです。
ゲームの準備
まずはゲームの準備をしましょう。
1~3レベルのカードがあるので、レベル毎に山札を作り、そこからカードを4枚ずつ表向きにします。
貴族タイルは10枚あるので、よくシャッフルし、外側にプレイヤー数+1枚並べておきます。
各宝石トークンは2人プレイの時は4枚、3人プレイの時は5枚用意します。
黄色のトークンは特別で、何人プレイでも5枚です。
今回は4人プレイ時の写真を撮りました。
宝石トークンは7枚、貴族タイルは5枚です。
プレイヤーが出来る4つの行動
このゲームでは、プレイヤーは自分のターンに4種類の行動の中からどれか1つを行動することが出来ます。
- 異なる色の宝石トークンを3枚獲得する
- 同じ色のトークンを2枚獲得する
- 発展カードを1枚確保し、黄金トークン(ジョーカー)を1枚獲得する
- テーブル中央の表向きの発展カードを1枚、または獲得している発展カードを1枚購入する
自分のターンには、この中の1つしか行動できません。
何を最優先に行動するか、それぞれの思惑がからみ合って、そこが考えどころなんですよね。
それでは4つの行動を詳しく説明します。
①異なる色の宝石トークンを3枚獲得する
黄色以外の5つの宝石トークンの中から、異なる色の宝石トークンを1枚ずつ計3枚取ることが出来ます。
トークンは自分の手元に合計10枚まで貯めれますよ。
このゲームは序盤にこのアクションを多用します。
②同じ色のトークンを2枚獲得する
同じ色のトークンを2枚獲得することもできます。
しかしこのアクションには条件があって、その色のトークンが4枚以上残ってる場合のみ行動可能です。
③発展カードを1枚確保し、どの色としても使える黄金トークンを1枚獲得する
これは表向きのカードまたは山札の一番上のカードを1枚確保し、黄金トークンを1枚獲得できます。
カードの予約が出来るって事ですね。
他人が狙っているカードが分かった場合などに有効ですが、ちょっと手数としては損をする可能性が高いので、あまり僕は使いません。
しかし、使いどころによっては相手の邪魔をしたり、取れるカードの幅が広がるので、ここぞという場面では効果ありです。
④テーブル中央の表向きの発展カードを1枚、または獲得している発展カードを1枚購入する
テーブル中央の表向きのカードか、予約していたカードを1枚購入できます。
購入したカードは自分の財産となります。
手元がどんどん成長していく
さて、このゲームは拡大再生産と呼ばれるジャンルのゲームで、自分の手元がどんどん成長していくところがおもしろいポイントです。
どういう事かといいますと、トークンは使い捨てですが、発展カードは何度でも再利用可能なんです。
全てのカードの右上に宝石が描かれているのですが、自分が購入したカードの分だけ、次のターンからかかるコストが安くなるんです。
だんだんと安くカードが取れるようになる
例えばこういう事です。トークンを貯めて、白のカードを1枚購入します。
そしてまたトークンを取ってはカードを買い、ゲームを進めていきます。
この状態になると、カードを買う時のコストが各色の枚数分下がるんです。
つまりこの状態だと……。
こうやって、自分の財力をどんどんと上げていき、だんだんとレベルの高いカードを狙ってポイントを集めていきます。
高レベルのカードほど獲得が難しい
このゲームはカードのレベルが3段階にわかれています。
レベル1なら簡単に取れるのですが、0ポイントのカードばかりなのです。
しかしカードを集めるとコストが安くなる効果があるので、序盤はガンガン買っていきましょう。
レベル2からはポイントが必ず獲得できるようになりますが、購入コストが若干高いです。
宝石トークンだけで獲得するのは無理があるので、手元にカードがある程度揃ってきたら狙って行きましょう。
レベル3はゲーム終盤に1枚取れるかどうかのカードです。
どれも高ポイントですが、コストも激高です。
自分のカードやトークンの状況に合わせて狙えそうなら狙うというスタンスでいいでしょう。
ゴールが15点なので、1枚でも取れればぐっと勝利に近付きます。
貴族タイルの取り方
ゲームの初期配置で、貴族タイルを並べています。
貴族はボーナスポイントのような役割なのですが、これをがっつり集めに行くのも戦略のひとつです。
ちなみに僕はこの貴族を集める戦略が好きです笑
この貴族タイルの取り方ですが、左下に書かれてある枚数のカードを一番最初に揃えた人が取ることができます。
例えば上の写真の貴族の場合だと、赤のカード4枚、緑のカード4枚を一番最初に揃えた人が獲得します。
そうすると、
こういう風に獲得することができます。
貴族は早い者勝ちで、1人何枚でも獲得できます。
貴族は発展カードを揃えた場合のみ獲得でき、トークンの枚数は関係ありませんので、ご注意ください。
私的おもしろポイント
「Splendor 宝石の煌き」は、ボードゲーム初心者におすすめしたい作品です。
交渉などの難しい要素もなくルールも分かりやすいですね。
ただただ自分の手を育てていくゲームです。
相手の手など、全体をみている上級者には勝てないのかというと、そういう事もないんですよ。
バランス調整が本当によく出来ていますね〜。
4人で遊ぶと「あ〜あと1手足りない!!」みたいな僅差で勝負が決まることが多いです。
時間も30分ほどで終わるので、「もう1回やる?」と何回もやる展開になりがちですね。
これ、本当におすすめですよ。
練習するならアプリもあるよ
このゲームはスマホ向けにアプリも発売されています。
アプリは日本語に対応していませんが、ゲーム自体はルールが分かっていれば普通に遊べます。
アプリはPCがサクサク処理してくれるので、1ゲーム10分ほどで終わります。
スマホをみんなで回して2〜4人プレイで遊ぶ事もできます。
そうやって遊ぶならタブレットサイズの方が遊びやすいかもしれませんね。
あとアプリだけの特典で、チャレンジモードというものがあります。
最初からトークンはいっぱい持ってて、20ターンで25点を目指すとか、色々あるのでSplendorにハマったら挑戦してみてください。
アプリはこちらからどうぞ。
このアプリもまぁまぁ時間泥棒なので、ハマりすぎに気をつけてくださいね笑
まとめ
今回は「宝石の煌き」というゲームの紹介でした。
うちのゲーム会でもよく稼働していますし、初心者受けも良いです。
こういう2~4人で遊べるゲームはなるべく多人数で遊んだ方がおもしろいものが多いのですが、このゲームは2人でも3人でもおもしろいですね!
やっぱりゲームバランスがよくできているんでしょう。
アプリは練習にも最適ですので、勝ち筋を研究したい方はアプリ版も是非遊んでみて下さい。
2017年10月追記:人気のゲームのため、拡張が販売されました!
その名も『宝石の煌き:都市』です。
4つの追加ルールが遊べて、特殊能力が増えたり、勝利条件が変わったりするみたいです。
その中のひとつ、交易所ルールというどんどん自分の能力が増えていくルールで遊んでみましたが、また違った戦略を取る形になり面白かったですよ!
基本ルールで遊び飽きたら、こちらも是非どうぞ〜。
おまけ:開封の儀
こういう物を買った時の楽しみ、開封の儀です。
ボードゲームを開けた時のワクワクを味わいましょう。
まずは外観から。ビニールは外してしまってますが、最初はきちんと梱包されていますよ。
宝石を鑑定しているおじさん、シブイっすなぁ。日本ではホビージャパンが日本語化して販売してくれています。
それでは開けてみましょう、ソローっと開けます。
同じおじさんですね。ちょっとアップになってます。
説明書は写真を撮り忘れたためパス笑
説明書の下には貴族たちがいました。
これですよ、このボードゲームを初めて買ったときしか味わえない台紙にまだハマったままの状態のやつ!
こういうのをパコっと外していくのがまた楽しいんですよ。
さて、貴族プレートの下はこんな感じです。
6つのトークン
箱の周りの6つの穴にそれぞれトークンが入っています。う〜ん、これも美しいなぁ。
以前遊んだときも思ったのですが、このゲームって宝石トークンがかなりしっかりしているんですよ。
重さとか大きさがきちんとしたポーカーチップみたいで、持っていて気持ちよくて、すごく遊びやすいんですよね。
これも全部ビニールを外していきます。ミシン目などはないので、ハサミを使いましょう。
発展カードの束が2つ
最後にカードの束が2つ入っています。
宝石の煌きは3つのレベルがある発展カードで遊ぶのですが、レベル1が40枚、レベル2が30枚、レベル3が20枚なので、レベル2とレベル3は一緒に梱包されてます。
これを開封しても箱にきちんとしまうところがあるので片付けまで考えられた親切設計の箱ですね。
以上で開封の儀は終了です。
お付き合いありがとうございました。