どうも、お坊さん大道芸人のとっしゃん(@tossyan753)です。
GWはパフォーマンス三昧の日々でした。
今年も自分一人で行動していた訳ではなく、プロの芸人さん、デビュー戦の新人さんの様子なども見ていて、色々と発見や勉強になる事がありました。
そんな学んだ中から最初に伝えたいのは、大道芸をやりたいなら自前の音響機材は持っておくべきで、機材はケチってはいけない!!という事です。
今回はその理由をお伝えします。
音が小さいと何をしているか伝わらない
大道芸はステージがあるという状況ばかりではなく、路上やイベント会場の端なんかでパフォーマンスをする機会が多いです。
実際にレオマさんからいただいた依頼は、パーク内の色んな場所でパフォーマンスをやってくれないかというものでした。
そういう時に、ラジカセみたいなのを最大音量で鳴らしても全然聞こえないんですよね。
ムードのある音楽でカッコいい演技をしても、ノリノリの音楽でスピード感のある演技をしても、音楽が聞こえていないと何をやっているのか分かりません。
パフォーマンスをやっているとお客さんはだんだんと集まってきます。
音響が貧弱だと最前列はなんとか聞こえていても、2列目、3列目になってくると音がどんどん弱まって聞こえなくなっていきます。
これではせっかく見てくれているのに全然伝わらないショーになってしまうんですよね。
たくさんの方に見てもらいたいなら、たくさんの方に届く音量が出る機材を使うのはとても重要です。
出来ればマイクも持っておこう
色々喋ってショーをするならマイクも必須アイテムです。
大きい声に自信があっても持っていた方がいいです。
たくさんの人に聞こえるように話すと、どうしても叫ぶようになりますし、ずっとそういう声を出し続けるのはとてもしんどいです。
合間に喋るだけならワイヤードの手持ちマイク、
マジックショーならピンマイク、
ジャグリングショーは上を向いているとピンマイクが声を拾わないのでヘッドセットをオススメします。
依頼を受けられる幅が広がる
自前で音響機材を持っておくと、受けられる依頼の幅が広がります。
場所によっては音響機材がなかったりするところもあるんですよね。そういうところからも依頼が受けられるようになるので単純に仕事が増えます。
音響機材の持ち込みは打ち合わせが楽
地域のお祭りなんかでショーをする場合は、ワイヤレスマイクが使えなかったり、iPodが刺さらなくて、CDしか流せないなんていう場合が結構あります。
一般の方は音響の知識がないのが普通です。
「ワイヤレスマイクがあると聞いていたのに、行ってみたら有線マイクでした」みたいな打ち合わせで聞いていた内容と機材が違うという事もあります。
行ってからアタフタするなら最初から自分で持っていった方が安心です。
「ワイヤレスマイクが刺さりますか?周波数は大丈夫ですか?外部入力の端子はありますか?」などとやり取りをするのは双方にとって面倒なやり取りになってしまいます。
自前の音響機材があれば「電源だけ貸してください」で済みますからね。
会場の広さだけ聞いておけばそれに合った音量が出る機材を持っていけば済みます。
自前で用意すればマイクや音楽プレイヤーも普段自分が使っているものなので安心してショーができますよ。
まとめ
今回は音響機材は重要で、自分で持っていたほうがいいという話でした。
音響機材は結構高額なものが多いので、どうしても踏ん切りが付かないところがあると思いますが、パフォーマンスを仕事にしたいなら必須アイテムと言っていいと思います。
僕はお寺に呼ばれたり、地域のお祭り、マルシェなんかに出演することが多いのでそういう時にはほぼ毎回自前の機材を持って行っています。セッティングも慣れれば簡単に出来ますし。
もし音響機材が欲しいという方は知り合いの大道芸人から教えてもらったこれがオススメです。値段の割りにかなり音量が出ます。
別売りでバッテリーもあります。これでどこでもショーができますね!